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【露地野菜潅水編】スミカのユーザー探訪 その31

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今回は、北海道江別市内で夏秋イチゴの高設栽培を行っている株式会社北壱伍農産 後藤代表を訪問いたしました。

北壱伍農産さんは、2022年春から10㌃のハウスで夏秋イチゴと、隣接する露地で観光農園用としてブルーベリーの栽培を行っています。

 

江別市で北壱伍農産として独立する前は恵庭市で夏秋イチゴの研修を受けていたそうで、もともと理系の後藤さんは、栽培をできる限り「数値化」したいと考えていました。

北海道内の夏秋イチゴの高設栽培現場で弊社の栽培システムを現場視察し、弊社が推奨する“日射比例制御”による排液率管理に興味を持っていただきました。

結果として、北壱伍農産さんの高設イチゴ圃場には、日射比例制御をするための「よくばりタイマーⅢ+日射コントローラーVer.6」、正確に給液するために圧力補正+垂れ水防止機能を持つ点滴チューブ「ユニラムCNL」、そして排液をスムーズに出せるように高設イチゴ栽培向けに専用設計された「栽培トレー」を導入いただきました。

【給液装置 よくばりタイマーⅢと日射コントローラーVer.6】

 

【日射センサー】

 

【栽培トレー 底部】

 

2年間の栽培を経て、後藤さんより以下のコメントをいただきました。

  • “排液率”を基準とし、「日射コントローラーVer.6」で給液量を微調整できるところが良いですね。
  • 栽培の肝である給液については、日射比例制御を“楽しめる”かどうかがキーになる。

これをうまく使えれば“サイクル”を楽しめると思います。

  • 楽しみながら”PDCAサイクル“を循環しているおかげで、初年度に比べ収量・秀品率も向上しており、経営も順調です。

北壱伍農産さんのある江別市は大消費地の札幌市に隣接しており、今後は生産品を加工した飲食業にも挑戦したいとのことでした。

 

今回訪問した11月は、栽培終了直前の片付けで忙しい最中でしたが、いつも通り丁寧な対応をいただきました。

夢に向かって着々と事業計画している理系の後藤さんが頼もしく感じました。

弊社潅水システムをお役立ていただき、嬉しいかぎりです。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

【自動潅水/施肥システム 製品情報ページ】→ https://products.sumika-agrotech.com/irrigation/products/genre/system/

【ユニラムCNL 製品情報ページ】→ https://products.sumika-agrotech.com/irrigation/products/genre/drip/yuniramu_cnl/

【栽培トレー 製品情報ページ】→ https://products.sumika-agrotech.com/irrigation/products/genre/option/cultivation_tray/