今回は、佐賀県みやき町のイチゴ生産者 森園 貴希様にお話しをお聴きしました。
ー今回はよろしくお願いします。まずは、森園さんの経営規模をお教えいただけますか?
イチゴと田んぼをやっています。
イチゴの品種は『いちごさん』で、高設で18a・土耕で10a栽培しています。
私と両親とパートさん1名の4人体制でやっています。
ー森園さんは非常にお若く見えますが、今おいくつでいらっしゃいますか?
31歳です。28歳のときにイチゴの栽培を継ぐと決めました。
ーもともと継ぐ予定だったのですか?なにか継ぐきっかはありましたか?
子供のころから両親が忙しく働いているところをずっと見てきたので正直イチゴ栽培をあまり継ぎたいとは思っていませんでしたね(笑)。
うちは祖父の代から五十数年イチゴ農家をやっています。
私には年の離れた兄が2人いるのですが、手伝っているのをみたことありません。
手伝うのは兄弟のなかでは私だけでしたし、継ぐとしたら自分しかいないだろうなという思いと、自分の代でつぶしたくはないという思いは持っていました。
しかしあまりにも忙しすぎる状態で働きたくはないと思っていました。
ですので継承にあたって例えば、パッケージセンターの活用、かん水の自動化など作業の外注や効率化を図ることにしました。
効率化の一環で就農した年に10a、翌年に8a高設栽培のハウスも新築しました。
【森園さんの高設イチゴハウス内】
ー森園さんのハウスでは、弊社潅水チューブ「ネオドリップウエシタ04L」を使っていただいていますが、使われての感想はいかがですか?
特殊な二重管構造で水圧が強制的に落ちるので、散水の飛び幅が30㎝の狭い栽培槽の幅にしっかり収まってくれています。
そのおかげでクラウン部にも水がしっかりかかります。
また、約50mのハウスも奥まで均一に潅水できる点も気に入っています。
定植直後のマルチする前の初期潅水、マルチした後の潅水もこれ1本で大活躍してくれています。
【ネオドリップヨコシタ04Lの設置状況】
ーご愛用いただきありがとうございます!
森園さんがネオドリップウエシタ04Lを導入した理由はなんだったんでしょうか。
潅水チューブについては何の知識もありませんでしたが、
先輩農家から勧められたのが導入した理由です。
ー最後に、今後の抱負などありましたら、教えて下さい。
現在の経営形態では栽培面積も限られます。
またイチゴはすべてJAに出荷しているので、販売単価も自分で決めることが出来ません。
限られた面積のなかで単収アップを目指すために、将来的には独立し、観光農園化、独自の商流開拓などに取り組んでいきたいと思っています!
森園 貴希様、本日はありがとうございました。
今後も益々の発展を祈念しております!