Blog ブログ

製品・技術情報

【野菜苗潅水編】スミカの潅水資材ユーザー探訪 その15

SHARE

今回は、茨城県結城市の松本 良之様を訪問しました。

茨城県 県西部に位置する結城市は露地野菜の一大産地です。

松本さんの栽培品目は、レタス、ネギ、白菜、キャベツで、定植苗は自家育苗しておられるそうです。

昔から「苗半作」と言われるように、育苗は野菜栽培において、とても重要な時期だと教えていただきました。

そんな松本さんにとって、育苗の水管理は非常に重要な作業で、毎朝5時から約2時間かけて手潅水を行ってきたそうです。

早朝からの2時間の潅水作業は、とても疲労が伴い、ストレスになっていたそうです。

また、松本さんご自身が作業出来ない際は、ご家族や従業員の方が代行して潅水作業を行われるそうですが、慣れていない作業者が潅水すると、潅水ムラにより苗の生育差が出て、苗のロスが発生することがあったそうです。

 

そこで、2年前に潅水作業の省力化と平準化を目的として、弊社潅水チューブ「ミストエースSナイアガラ63」を導入いただきました。

「ミストエースSナイアガラ63」は、霧状の優しい散水で、育苗トレイ内の土を固めることもなく均一に潅水でき、手潅水の際に行っていた潅水後の各育苗トレイの厳しいチェックも必要がなくなり、潅水作業が一気に楽になったと喜んでいただいております。

松本さんが何より嬉しいのは、毎日早朝の2時間の潅水作業の時間、他の作業に充てられることだと教えていただきました。

また、趣味のゴルフラウンドの日も、手潅水の作業をせずに家を出れるのでゆっくりゴルフを楽しめるようになったそうです。

【ミストエースSナイアガラ63で野菜苗にしっかり優しく潅水中】

 

また、松本さんの育苗用ビニールハウスには、夏場のハウス内の高温対策として、弊社暑熱対策資材「ネット式屋根散水」も導入いただきました。

夏場のビニールハウス内はとても高温になるため、生産苗の”焼け”が発生し、困っていたそうです。

遮光ネットも導入したそうですが、光線透過率が落ちるため、苗の徒長の原因となっていたそうです。

「ネット式屋根散水」導入後は、夏場のビニールハウス内の温度を下げながらも、太陽光もしっかり取り込めることで、健苗に仕立てることができ、苗のロスが減ったと喜んでいただきました。

【ネット式屋根散水の散水でビニールハウス内をしっかり下温】

 

二つのスミカの潅水資材で、育苗管理の省力化と効率化が出来たので、今後は規模拡大を目指し、地元 結城市の農業を盛り上げたい!と意気込んでおられます。

松本 良之様、本日はありがとうございました!

 

 

【ミストエースSナイアガラ 製品情報サイト】

https://products.sumika-agrotech.com/irrigation/products/genre/side_overhead/

 

【ネット式屋根散水 製品情報サイト】

https://products.sumika-agrotech.com/irrigation/products/genre/others/net_yane_sansui_agriculture/